当院は、皮膚科専門医による、診療を行っています。
痛みや、かゆみなどの辛い苦痛を取り除き、皮膚を健康な状態に保ち、心身の健康のために
治療を行います。
できるだけ、解りやすい言葉で、安心して治療を続けていただけるように、病状や、治療について説明をしたいと思っています。
保険診療を優先し、患者さんの負担を最小になるようにしています。
但し、症例等によっては、美容上の配慮や、苦痛の削減など患者さんにとって良いと思われる場合は、
保険外診療も、説明しお奨めします。
皮膚科専門医とは、厚生労働省から「専門医資格認定団体」に指定されている日本皮膚科学会が、皮膚に関する 医学的知識・医療技術が十分であると認定した皮膚科医のことです。
日本皮膚科学会の指定病院での研修や、手術実績、学会発表、
研究成果、論文などの基準を満たした後に、皮膚科専門医試験
に合格すると皮膚科専門医と認定されます。
皮膚科専門医でなくても皮膚科医を開業する事は可能ですが、
専門医でないと、判別や薬の処方・治療方法が難しい皮膚の病
気もあります。
日本で皮膚科を開業している医院のうち、皮膚科専門医は僅か
3割程度しかいないといわれています。
当院は、皮膚科専門医による治療が受けられる医療施設です。
皮膚真菌症の診断は、病変の詳細な診察と正確な真菌検査で行います。
真菌検査のうち、直接鏡検法(苛性カリ(KOH)法)は、当院の日常診療で最も重要な検査です。
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採取した検体をKOH液で処理して溶解し、顕微鏡で菌を観察することで皮膚真菌症の診断がわずか数分で確定できます。
ナローバンドUVBとは、乾癬、白斑、アトピー性皮膚炎などに有効な新しい紫外線療法です。 このナローバンドUVB(NB-UVB)は中波長紫外線領域に含まれる非常に幅の狭い波長域を持った紫外線で, 乾癬を初めとして、アトピー性皮膚炎、白斑、多形日光疹、菌状息肉症の治療に用いられています。 薬をつけたり、飲んだりする手間がなく、照射時間が短く簡便で、 安全性が高く、小児や妊婦にも使用可能です。 従来の治療法にナローバンドUVBを組み合わせる事によって内服やステロイド外用の量を減らすことが期待できます。
炭酸ガスレーザーは、水を含んだ組織に吸収されやすく、一瞬にして熱エネルギーに転換されるという性質があります。
患部に照射すると、その細胞に含まれる水分がレーザーのエネルギーを吸収し、蒸散作用を起こして瞬間的に患部の組織を除去します。
炭酸ガスレーザーはほくろやいぼ、盛り上がりのあるしみに有効です。
深部組織や周辺の正常な皮膚にはダメージを与えないため、メスで切除した場合よりもキズ跡が残りにくく、治りも早いのが特徴です。