こんな症状の時にはすぐにご来院ください |
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病変のある皮膚組織の一部を採取し、標本を作製して顕微鏡で観察する検査です。皮膚の病気には、診察しただけでは診断できないものが少なくありません。そこで、病因を特定して確定診断を下すために、皮膚の一部を用いて病理学的な検査が必要となります。
ステロイドが良く効くということは患者さんもよくご存知です。
一方その副作用も、多くの場で取り上げられ、ステロイドの使用を
大変心配されたり、拒否される患者さんが多いのも事実です。
「毒にも薬にもならない」と言う、諺があります。
副作用のないようなものは、薬とは言えません。
どんなすばらしい薬でも使い方によっては副作用があります。
ステロイドも、使い方次第です。
ステロイドは効力の強弱によって5段階に分けられますが、一番強いものと弱いものでは約百倍違います。
しかし、この強さと副作用は必ずしも比例しません。また皮膚は場所によりその厚さ、血管や毛包の数などで薬の吸収量が異なります。
皮膚の状態や年齢によっても吸収が違ってきます。効果を強く副作用を弱くという研究を重ねています。
専門的な知識で正しく使えば副作用は怖くないし、間違った使いかたをすればステロイドに限らず危険です。
アトピーなど慢性疾患の場合には、長い目でみて、上手にステロイドを使うことで、総量でステロイドを減らすことが出来ます。
当院では患者さんにとってのメリットの大きい院内処方を採用しています。院内処方は、診察を受けた医療機関でそのままお薬を受け取ることをいいます。