蕁麻疹(じんましん) は膨疹(皮膚が表面は変化が無いのに蚊に刺されたようにぷっくりと盛り上がって痒みがある)が出来ます。

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主な皮膚疾患

じんましん

蕁麻疹(じんましん)

膨疹(皮膚が表面は変化が無いのに蚊に刺されたようにぷっくりと盛り上がって痒みがある)が出来ます。 1個1個の膨疹はだいたい2時間位で消えますが、遅れて出来た膨疹は、残ります。
蕁麻疹の出来やすい人は、花粉症にもなりやすく買い物籠やハンドバックで簡単に赤くなったりミミズ腫れになったりします。
蕁麻疹は、膨疹が特徴です。個人差があります。皮膚をひっかくことにより調べられます。つまり、皮膚をひっかくても蕁麻疹が出来にくい人は、少し赤くなるくらいですが、出来やすい人は、最初赤くなりひっかいた線に添って皮膚が盛り上がります。
蕁麻疹の体質の人は、花粉症・アレルギー鼻炎・アレルギー結膜炎・喘息を伴い易い傾向があります。

治療

外用薬は有効でなく、抗ヒスタミン剤と抗アレルギー剤の内服が必要です。急性の蕁麻疹は、内服薬で、1~2週間で良くなります。それ以上続く慢性の蕁麻疹は、出来ない薬と量を見つけ徐々に減らしながら止めるのが治療の「こつ」です。あまり、抵抗するようなら、原因を見つける検査などをする必要があります。どんなに良く効く薬でも、眠くて日常生活に差し障るようなくすりより、多少、ききは悪くても眠く無い薬で、様子をみることを選択するカタも多いです。また、減感作療法もあります。妊娠早期の抗ヒスタミン剤と抗アレルギー剤の内服は、注意が必要です。